*On the Clouds*

子どもを亡くした遺族の思い

暑い夏の日、娘を亡くしました。 
小児がんでした。

娘のお陰で出会えた沢山の方々に支えられて、
私は日々を過ごせています。

自分が子どもを喪って、
多くの同じような思いをしている人がいると知りました。

娘の弟、息子は「ねぇねはくものうえっ!」と空を見上げます。 
日々の暮らしの中、そうやって雲を見上げては娘を探し
星を見上げては涙を流し
頬を撫ぜる風に娘を感じています>

このサイトは管理人が経験した事や感じたこと
そこから学んだ事を紹介したくて作りました。

医療者でもなく、専門知識もありませんが
娘だけでなく、空の上のお友達のママやパパ、
周りに子どもを喪った人がいる人の
少しでも助けになれたらと思い、娘の命日にopenしました。

「死別の悲しみを癒す作業」や研究は配偶者と死別した人に対することが多く、
現実の世界ではなかなか天使のママ、パパと出会う機会がありません。
そのため、哀しみを共有し、日々の思いを共感できる相手にはなかなか出会えません。
また、「子どもが亡くなる」ということは、現在の世の中ではまれな事なので;
「子どもを亡くした人」に戸惑う事が多いと思います。
このサイトがそんな方たちの
ほんの少しでも力になれますように。


2007.8.22 open

記念日反応

命日だけでなく、

毎月の月命日。

旅立った時間。


誕生日。


旅立っていった我が子に繋がる日、時間は毎日の中に沢山あります。



その日や時間近づくにつれて気持ちがそわそわしたり
ドキドキしたり。。。

悲しみの波がその日にあわせてやってきて
どうしようもない思いで胸がいっぱいになり涙が溢れる。

辛くて、辛くて、同じ数字を見るだけでもドキッとしたり。

会いたくて、会いたくて。



特別な日の前後に気持ちが揺れ動き、不安定になってしまいます。

でも、それを過ぎると、また気持ちの波が引いていき、
いとしい我が子を思いながら、また日々が過ぎていく。

そのような心の動きを記念日反応と言うようです。


私も毎月の月命日近くになると、心が不安定になります。
イライラして怒りっぽくなったり、我が子を思い出して泣き暮らしたり。

でも、自分自身で「これは記念日反応なんだ」と分かっているだけで
大分違ってきます。

辛くてつらくて、どうしようもなくて、
このまま全てがどうでもいいくらい悲しくても

これは記念日反応で、
終わればまたいつもの自分になれるんだ、と
辛い一日を乗り越える事が出来ました。


そうやって、毎月ギリギリのところでなんとか乗り越えて、
はじめは想像できなくても
でも、段々だんだん、そんな悲しみに馴染んでいく日がやってきます。

その一回一回の積み重ねが、我が子を思いながら
笑顔で生きていこう、生きていけるはず、という自信に繋がるのだと思っています。



死別反応

私がはじめ掛かった心療内科での診断は
「適応障害」
娘を失ったというあまりに辛い状況に適応できないのは当たりまえ。

この言葉を聞いた時、違和感を抱いたのを覚えています。

多分、普通の病院だとこの診断になるのでしょう。

その時はかなり強い、抗うつ剤、抗不安剤、眠剤2種が処方され
飲んだ翌日から、午前中は何も出来ないくらい
眠気やだるさが出てしまうほどでした。




その後、遺族のケアを専門にされている先生を受診。


そこでは「死別反応」という言葉をはじめて聞きました。
ちょっとドキッとする言葉ですが・・・。

死別を経験し、悲しみの過程で現れる反応で
当然の事だから、と言われて安心したのを覚えています。


お薬の処方も、副作用の少ない抗うつ剤1種類だけになり
入眠剤もとても軽い1種類のみ(これもお願いして出してもらいました)



私の場合は睡眠障害、喉の違和感(息苦しさ)、胸痛、動悸、
過呼吸、不安感など。
人それぞれ、症状は違うと思いますが
お医者さんや薬を頼るのは、悪いことではありません。

お薬によって体の症状が緩和され、眠れるようになるだけでも
良かったととても思いました。


一周忌命日にあたり

Kちゃん、お空に行って1年がたちましたね。

ママたちは元気よ。

泣いたり、笑ったりしながら、
あなたのいない時間、空間、に慣れていっているようで寂しい。

すぐにあなたと所へ行くから、もう少し待っていてね。
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